モバイルバッテリーを長持ちさせるには?

2019年4月27日

モバイルバッテリーを長持ちさせる

目次

はじめに

当サービスで取り扱っているモバイルバッテリーなどをより長くお使いいただくための、オススメの使い方をご紹介します。

 

リチウムイオンとは?

当サービスで取り扱っているモバイルバッテリーは、「リチウムイオン電池」(以下、電池とも記載します)を使用しています。この電池は、(説明になっていないかもですが)リチウムイオンを使った電池で、汎用性が高く、スマートフォンやモバイルバッテリー、パソコンなど多くの機種で採用されています。また、エネルギー密度が高いので、小さなサイズでも大容量が実現できます。そのため、スマートフォンのような小さく軽い端末にとても向きます。ただし、エネルギー密度が高いので、火災や破損などが起きたら事故や怪我に繋がる恐れが大きい欠点があります。そのため、それを防ぐために保護回路や制御回路が組み込まれており、安全にご利用いただけるように配慮されています。当サービスで取り扱うモバイルバッテリーもすべて、安全に配慮するため「PSE技術基準」という安全基準を満たしたものを使用しています。

 

高温環境で使わない、放置しない

高温環境で使用や放置をするとリチウムイオン電池内部の電解液が酸化したり結晶構造が破壊されたりしてしまい、電池が急激に劣化してしまいます。また、使用時は電池自体の発熱もあるため、本当に最悪の場合、火災や破裂の恐れもあります。そのため、高温環境化では使わないことをオススメします。もし車に放置していて高温になってしまっていた場合は、自然冷却などで冷ましてからご利用ください

 

電池を使い切らない

電池の容量ギリギリまで使用することも、電池を劣化させる原因になります。そのため、普段使う上では使用するのは50%前後までとどめると良いです。

 

電池を過充電しない

例えば、ずっと電池を充電しっぱなしにすると、電池に負荷がかかり続ける状態になり劣化が進んでしまいます。そのため、充電が不要なときはコンセントなどから抜いておくと良いです。

また、これは日常的に使う上で実現が難しいですが、充電は100%まで充電せず80%前後まででとどめておくと良いとも言われています。一部ノートパソコンにも、バッテリーを長持ちをさせるための機能として充電を80%までにとどめる機種もあります。

 

充電しながらなるべく使わない

当サービスのモバイルバッテリーは、モバイルバッテリー自体を充電しながらスマートフォンなどの機器を充電するような悪魔的な使い方はできません。そのため、この項目はモバイルバッテリーとは直接関係はありませんが、スマートフォンでは起こりうるので記載しました。

スマートフォンでは、スマートフォンを充電しながら動画を見たりすることができます。そうすると、スマートフォンの本体がとても熱くなってしまいます。その一因は電池に負荷がかかり熱が出ているためで、電池の劣化が進んでしまいます。そのため、充電中はスマートフォンを操作しない、または軽い操作にとどめておくと良いです。

 

おわりに

電池を長持ちさせる方法は上記以外にもいろいろあると思います。ただ、守らないからと言って、すぐに劣化して半分しか使えなくなるなどということはありません。劣化を感じたときには1~2年経っていて、そろそろ替え時になることも多いです。そのため、丁寧に使って長持ちさせるも良し、気にせず使って買い換え時期になったら新しいものに変更するも良し、用途に応じて使い分けていただけると幸いです。

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