Androidの画面が映らなくなったときの体験談

2019年6月1日

目次

 

はじめに

この記事はプリントGOのサービスとは直接関係がありませんが、最近店長(飛田)のスマートフォンが壊れて大変だったため、それを是非紹介させてください。

 

スマートフォンの画面が点かなくなった

やってしまいました....スマートフォンを洗濯機の上に置いておいたら、そのまま滑って床に落としてしまいました。今までも床に落とすことはたまにあったのですが、今回は今までと違い、床に落ちたときに今まで聞いたことのない《バキン》という不安になる音が響きました。まさかと思いスマートフォンの画面を覗いてみると、画面左下が映らなくなっていて、画面全体が青暗くなってしまっていました。やってしもうた。

 

落として画面がおかしくなった

実際の画面。青暗くなってしまっており、文字などがかなり見にくい。

※画面にはモザイク処理をかけています。

 

カバーもフィルムも貼っていたが今回は防げなかった

当たり所が悪かったのでしょうか。私の「zenfone zoom s」というスマートフォンにはカバーもフィルムも貼っていたのですが、今回の衝撃は防げなかったようです。もしかすると重量が170gもあるスマートフォンなので、角から落ちた場合に重すぎて衝撃を吸収しきれなかったのかもしれません。

 

次第に画面が真っ暗に

最初の内は左下が完全に映らないのと画面全体が青暗くなっていた程度にとどまっていたので、「近いうちに買い換えるか」と思っていました。しかし、20分程経過して画面を見ると、症状は悪化していました。画面下の1/5程完全に映らなくなっていて、かつ画面もさらに青暗くなっていたのです。そして、さらに5分も経たないうちに、完全に画面が映らなくなってしまいました。

 

映らないだけで反応はしている

画面は完全に映らなくなりましたがタップしたり通知が来たりすると音は鳴るため、画面以外は正常に動作してそうです。ただ、何も映らないので何もできないですが。

 

どうしようか

2つの案を検討してみました。1つめは、画面(パネル)の交換です。そして2つめはスマートフォンの買い換えです。

1つめの画面の交換は、経験が無いのと復旧まで時間がかかりそうなことや、そもそもちゃんと直るか(加えて、パネル以外も故障したのではないか)などが懸念されたので、こちらの案は却下。そのため、妥当なスマートフォンの買い換えで勧めることにしました。

 

スマートフォンを即注文

スマートフォンが無いと日常や業務など色々支障をきたすため、翌日届くスマートフォンを即注文しました。今回は、「UMIDIGI S3 Pro」という機種を選択しました。重量は200gとさらに重くなっており自分自身何も学習していない感は否めないですが、面白ガジェットに飛びつく性分に負けてこれをチョイスしました。あとは1日待つだけ....

 

電話は勘で取る

スマートフォンの画面は映らないですがスマートフォン自体は動いているため、普通に電話が鳴ります。画面が映らないので誰からかかってきたかわかりませんが、電話をとるいつものスワイプ動作を勘で行い電話をとります。不思議なことに、なんとなくの場所は体が憶えており普通に電話がとれました。誰からかかってきたかはわかりませんが。そして、電話を切るのもどこをタップすれば良いかわからずできませんが。

 

目覚ましも普通に鳴る

朝になり、セットしていた目覚ましも普通に鳴ります。ただ、画面が真っ暗なので、これも勘で解除することになります。間違えるとスヌーズ地獄に。

 

新しいスマートフォンが届く

ありがたいことに、次の日の午前中には新しいスマートフォンが届きました。配送業者の皆様、いつもありがとうございます。開封して、スマートフォンの初期設定を進めていきます。

 

初期設定でつまづく

しかし早速問題発生。Googleのアカウントの2段階認証などを壊れたスマートフォンで行っていたため、その先が進めません。LINEのアカウント引き継ぎや諸々もあるので、壊れたスマートフォンを何とかする必要が出てきました。

 

HDMIの出力は失敗

まず、USB Type-CをHDMIに変換するケーブルを使いモニタに映そうと試みました。しかし何も映らず撃沈。期待していただけにショックな結果でした。調べたら、壊れたスマートフォンはMHLというのに対応していなさそうで、HDMI出力に未対応のようでした。

 

Vysorなら成功!

もう方法は無いのかと途方に暮れていましたが、VysorというChromeのアプリを使用すればパソコンでミラーリングできそうなことに行き着きました。事前にAndroidの「開発者モード」を有効にしている必要があるようですが、それは既にしていたので一安心(無くても、後述の方法で突破することも可能です)。

まず、VysorをChromeのブラウザにインストールし起動します。そして壊れたスマートフォンをパソコンとUSBケーブルで繋いで「Find Device」をクリック!そして一覧に出てきた一番上の項目をクリック!しかしエラーで何も映りません。マジか。どうやら、画面で何か操作して、VysorのインストールやUSBデバッグの許可などをしないといけないようです。そんな無茶な。

何か方法は無いかと考えていたら、ひとつの方法を思いつきました。それは「スクリーンショットを撮ってパソコンのブラウザからGoogleフォトを開き、その画像を見ればいいんじゃね」という方法です。「zenfone zoom s」は右下の「□」を長押ししたらスクリーンショットが撮れたはず....(その他スマートフォンなら、音量下げるボタンと電源ボタンを同時押し等)。試しに行ってみたら、Googleフォトにスクリーンショットが出てきました。やったぜ。(もしパソコンからスマートフォンのストレージにアクセスできるなら、直接スクリーンショットのディレクトリを開いて見た方が早いです)。私の場合はこれを駆使して、Vysorが使えるまでの手順を無理矢理突破しました。設定後は、パソコンの画面にスマートフォンの画面が映し出されるので、あとはやりたい操作を進めるだけです。パソコンに映し出される画面は粗いですが、あるのと無いのとでは雲泥の差。映し出された画面を見ると、真っ暗な画面をタップしまくったときの影響で、機内モードになっていたりなど設定が切り替わっていました(笑)

 

LINEのトークのバックアップを忘れる

意気揚々と色々な引き継ぎを一気に進めたせいか、LINEのトークのバックアップを忘れたまま新しいスマートフォンへ引き継ぎを行ってしまいました。そのためトークが真っ新に。皆さんは新しいスマートフォンに買い換えた場合はトークのバックアップ&復元はお忘れなきよう...

 

無事新しいスマートフォンへ引き継ぎ完了

画面が映らなくなったときはヒヤヒヤしましたが、何とかデータの引き継ぎを一通り終えることができました。また、スマートフォンに手帳型のカバーを付けたり裸の状態で使わないなど、再び同じことが起きないようにしていく所存です。なかなか同じ症状になることは限られていそうですが、万が一同様の症状が起きた場合、参考になれば幸いです。

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