モバイルバッテリーはどうやって処分すればいいの?

2019年8月1日 (更新日2019年8月9日)

目次

はじめに

現代社会の必需品と言えるモバイルバッテリーですが、長年使い続けていると劣化によって使いづらくなったり、より高性能なモバイルバッテリーが出てきて乗り換えたくなってきます。その際、今まで使ってきたモバイルバッテリーを処分したくなりますが、いったいどうやって捨てれば良いでしょうか

 

いきなり結論

リサイクルマークがある場合

リサイクルマーク

モバイルバッテリーの本体に上図のようなリサイクルマークが入っている場合、リサイクル協力店で処分することができます。具体的には、家電量販店のリサイクルボックスに入れることで処分できます。家電量販店以外にも、自治体やホームセンターにもリサイクルボックスが設けられていることがありますので、そちらに持ち込んでもOKです。また、モバイルバッテリー(スマートフォンなどへの充電を主機能とするポータブル蓄電装置)は本体回収となっていますので、分解せずにそのままボックスへ入れてください

※リチウムイオン電池以外(ニカド電池やニッケル水素電池)のモバイルバッテリーも同様に処分することができますが、実際に捨てられるかどうかはリサイクルボックスの記述を確認したりなどをお願いします。

※モバイルバッテリーでは必要無いかもしれませんが、端子むき出しの電池などをリサイクルボックスに入れる際には、ショートして発火する可能性がありますので、端子に絶縁テープを貼ったり収集専用の袋に入れるなどの対策をお願いします。

 

リサイクルを行っている協力店や自治体は、下記から検索できます。

JBRC『協力店・協力自治体』検索

https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/

 

リサイクルマークが無い場合

前述のリサイクルマークが無い場合の処分方法は、製造元のメーカーに確認が必要になります。

 

燃えないゴミでは出せません!

燃えなさそうなので燃えないゴミで...と思いがちですが、発火等の危険性があるためこの方法では出すことができません(自治体によって異なる可能性があります)。

 

製造元のメーカー毎の処分方法

各社製造元毎の処分方法はどうなっているのでしょうか。下記に調査した結果をまとめましたのでご覧ください。

 

バッファローの場合

バッファロー製のモバイルバッテリーですと、バッファローがリサイクルを行っています。そのため、バッファローのサポートセンターに問い合わせてください。詳しくは、下記URLのページ下部にある「回収・リサイクル協力店について」の下の方の記述をご確認ください。

バッファロー 「小形充電式電池」の回収・リサイクルについて

https://www.buffalo.jp/company/environment/recycle-battery.html

 

Ankerの場合

Anker(アンカージャパン株式会社)の場合は、モバイルバッテリーの回収を行っています。手順としては、問い合わせフォームから申し込み、その後送られてくる「専用の回収用キット」にモバイルバッテリー入れて発送する流れになります。詳しくは下記をご覧ください。

Anker

https://www.ankerjapan.com/recycle.html

 

cheeroの場合

リサイクルマークが入っているモバイルバッテリーであれば、リサイクルボックスから処分ができます。

 

エレコムの場合

リサイクルマークが入っているモバイルバッテリーであれば、リサイクルボックスから処分ができます。詳しくは下記をご覧ください。

エレコム 小形二次電池の回収・リサイクルにつきまして

https://www.elecom.co.jp/eco/battery/index.html

 

AUKEYの場合

問い合わせたところ、日本の廃棄物処理法の規定に従って処分して欲しいとのことでした。

 

当サービス(プリントGO)の場合

当サービスで作成したオリジナルのモバイルバッテリーの場合は、お問い合わせフォームより処分する旨をご連絡ください。

 

リサイクルマークが入っているのはJRBC会員のモバイルバッテリー

モバイルバッテリーにリサイクルマークが入っているメーカーは、JBRCという組織に加入している企業になります。JBRCとは、会員の小型充電式電池のリサイクル活動を共同で行う団体として発足した組織です。JBRCの会員は下記から検索ができます。

JBRC 『JBRC会員』企業リスト

https://www.jbrc.com/member/member_list/

 

モバイルバッテリーは希少金属の宝庫!

モバイルバッテリーにはリサイクルして活用できる希少金属(レアメタル)を含んでいます。例えばリチウムイオン電池の場合、ニッケルやコバルトをリサイクルできます。ぜひリサイクルをして資源を有効的に活用しましょう!

 

処分にお金はかかるの?

リサイクルボックスで処分する場合は、基本的に無料で処分することができます。処分もリサイクルボックスに入れるだけです。ただし、大量に持ち込んだりなどする場合はその限りではありませんので、その場合は家電量販店などにお問い合わせください。また、製造元に引き取ってもらう処分の場合もその限りではありませんのであらかじめご了承ください。

 

破棄以外の処分方法は?

もしまだまだ使えるモバイルバッテリーの場合は、メルカリなどで販売したり、友人にプレゼントしたりするのも良いと思います。もしものときに使えるよう、災害用の避難グッズの中に入れておくのも良いかもしれません。

 

まとめ

リサイクルマークの入っているモバイルバッテリーは家電量販店などのリサイクルボックスで簡単に処分できます。地球の環境のためにも、ぜひリサイクルを活用しましょう♪

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