ネットショップが信用できるか不安なときは代引き注文がオススメ

2019年8月9日

目次

はじめに

インターネットでお買い物をする際、本当にそのネットショップでお金を支払って大丈夫なのかと心配になることはありませんか?Amazonや楽天といったモール型のネットショップですと、Amazonや楽天自体が信用に足る企業ですので前払いでも後払いでも安心して利用できます。ですが、当サービス(プリントGO)のような独自に展開しているネットショップですと、有名でない企業が運営しているため利用者からすると信用面での不安要素が大きくなってしまいます。そこで、より安心してお買い物ができる支払い方法として代引きをご紹介します。代引きは一般的な支払い方法なため既にご利用になっている方は多いと思います。ここでは、代引きについてメリットやデメリットなど、様々な側面から深掘りしてご紹介します。

 

代引き(代金引換)とは

代引き(代金引換)とは、商品と引き換えに代金を支払う支払方法です。後払いの支払方法で、クロネコヤマトの場合は「コレクト」とも呼ばれています。

 

代引きのメリット

では、代引きにはどういったメリットがあるのでしょうか?

 

商品と引き換えに代金を支払うので安心感がある

クレジットカード払いや銀行振込のような前払いですと「お金を払ったのに本当に商品が届のか」といった不安感がありますが、代引きは商品と引き換えに代金を支払うため、そういった問題は起こりません。

※「でも実際に商品を見て使ってみないとわからないじゃん!」というご指摘があるかもしれません。ですが、それは初期不良や返品などの別の事項になります。そのため、ここではあくまで商品を受け取るという意味でのメリットとして代引きをご紹介させていただきます。

 

代引きで支払う相手も配達業者のドライバーなので安心

多くのネットショップでは、商品の発送をクロネコヤマトや佐川急便といった堅実な配達業者を利用しています。代引きの代金回収もその配達業者のドライバーが行うため、安心してお支払いいただけます。

 

代引きにもクレジットカードや電子マネーでの決済が可能

※こちらは各ネットショップと配達業者との契約内容によりますので、利用できないネットショップもあります。

 

代引きは現金のみと思われがちですが、実はクレジットカードや電子マネーでの決済が可能です。そのため、現金を用意せずとも簡単にお支払いができます。

※当サービスのプリントGOでは、クレジットカードや電子マネーの両方でのお支払いが可能です。

 

ただ、電子マネーでの決済で支払える額には上限がありますのでご注意ください。また、電子マネーも全てが利用できるわけではなく制限がありますのでご注意ください。

下記はクロネコヤマトの電子決済に関する参考ページです。ネットショップ運営業者向けのページなので余計な記述も多く恐縮ですが、使用できるクレジットカードや電子マネー、上限金額が記載されています。

 

ヤマトフィナンシャル株式会社 お届け時クレジットカード払い

https://www.yamatofinancial.jp/service/payment/delivery_creditcard.html

使用できるクレジットカードは「国際5ブランドをはじめ12ブランドのクレジットカードとゆうちょ銀行や3大メガバンクを含めた全国の銀行・信用金庫発行のデビットカード」となっていますので、日本で使われる大半のクレジットカードがお使いいただけるのではないでしょうか。

 

ヤマトフィナンシャル株式会社 お届け時電子マネー払い

https://www.yamatofinancial.jp/consumer/payment/delivery_e_money.html

楽天edyやsuicaなどの電子マネーが使用できます。ただ、上限金額は2~5万となっておりますので少額の注文がメインになりそうです。

 

銀行やコンビニに支払いに行かなくて良いので楽

銀行振込やコンビニ払いの場合は銀行やコンビニに支払いに行かないといけませんが、代引きですと商品と引き換えに支払えば良いので楽です。銀行振込にはネットバンキングがあり自宅からでも入金はできますが、ネットバンキングのページを開いて振込先を指定して...と手順が多く面倒です。しかし、代引きなら商品と引き換えに支払えば良いだけなので楽です。

 

学生でも支払いができる

クレジットカードを持っていなかったり銀行口座を持っていなかったとしても、代引きならお支払いが可能です。そのため、学生に有用な支払い方法です。

※学生に有用な支払い方法には他にも「コンビニ払い」などもありますがここでは割愛します。

※お買い物をしようとするネットショップが未成年の利用を認めているかは、ネットショップの利用規約などをご覧ください。

 

商品発送が早くなるかもしれません

通常のネットショップでは、入金が確認されてから商品が発送されます。クレジットカード払いですと注文と同時に支払いが完了しているのですぐに発送準備にうつれますが、銀行振込やコンビニ払いですと、ネットショップ側は購入者からの入金を待つ必要があります。その際、購入者が銀行振込などを行ってくれたとしてもネットショップ側に通知が行くわけではなく、ネットショップ側は定期的にネットバンキングのページなどを確認して、入金があったかどうかを確認する必要があります。そのため、その入金の確認が遅ければ遅いほど、商品の発送が遅くなってしまいます。

しかし代引きの場合は商品と引き換えの支払いですので、ネットショップ側はすぐに発送手配に移ることができます。そのため、クレジットカード払いと同様に最短で発送される可能性が高いです。

 

代引きのデメリット

代引きはメリットばかりではなく、他の支払方法に比べてデメリットになる側面もあります。

 

手数料がかかる

これが一番のデメリットになると思います。代引きは配達業者が代わりに代金を回収するため、その手数料が必要になります。多くのネットショップの場合は手数料が利用者側の負担になりますので、購入者は購入金額に加えて300円以上多く支払うことになります。また、その手数料は購入金額などにより変動します。

ネットショップの代引きにおける具体的な手数料は、ネットショップの「特定商取引法に基づく表記」のページに記載されています。余談として、このページには支払方法や手数料などの他、返品に関する記述など大切な事項がまとめられていますので、ネットショップを利用される際は事前に確認すると安心です。

 

上限金額がある

代引きで支払える金額には上限があります。例えばクロネコヤマトの場合は30万円までとなっております。また、その30万円は商品金額ではなく代引き手数料も含めた金額となっておりますのでご注意ください。例えば、注文金額が30万で代引き手数料が1000円だとすると、合計が30万1000円と30万を超えてしまうので代引きが利用できません。

もし注文する金額が上限金額を超えてしまう場合は、多くの場合は銀行振込での支払いになります。銀行振込以外にも支払い方法はいくつかありますが、クレジットカード払いもコンビニ払いも上限は30万円であったり5万円であったりするので、最終的には銀行振込のみが残る形になります。

 

お金の用意が面倒

現金で支払う場合、現金を用意する手間があります。

 

もし現金が用意できなかったら?

商品が届いたけど代金を用意できなかったらどうなるのでしょうか。一般的には後日に再配達をしてもらい、そのときに支払いを行うかたちになります。また、代引きの場合は配達前に配達業者から代引きがある旨の連絡が入る場合がありますので、もし代金の用意ができない場合は再配達をお願いしましょう。

 

商品の受け取りを拒否したらどうなる?

商品を勢いで買ったけど冷静に考えたらいらなかった場合やそもそもお金が無かったりなどの理由で、商品の受け取りを拒否した場合どうなるでしょうか。一般的には、購入者とネットショップの間のトラブルに繋がります。

まず商品を配達する配達業者ですが、こちらは発送の代行をしている立場ですので、配達ができなかった場合はネットショップ側に商品を返送します。また、その際の送料はすべてネットショップ側に請求されます。ネットショップとしては、往復運賃と返送されてきた商品の2つを抱えることになります。

さて、その段階になりましたら、多くの場合はネットショップ側から購入者に対して、支払いに関する連絡が入ります。もしそれでも支払いを拒否し続けた場合は、「裁判沙汰」になったり、「返送の送料や手間賃なども加算された形で請求」されたり、「そのネットショップの利用禁止」にされたりする可能性も高いです。場合によっては購入者が信用を失うことにもなりますので、受け取り拒否は行わないようにしてください。

 

両者の立場から支払い方法を眺める

余談ではありますが、支払いには代引きのような後払いと銀行振込のような前払いがあります。また、ネットショップでの注文には「購入者」と「ネットショップ」の2つの立場があります。立場が違えば支払い方法の見え方も異なります。ここでは、それらについて眺めてみます。

 

後払いの場合

代引きはこのカテゴリに属します。後払いは商品が届いてから代金を払うものです。そのため、購入者は安心して購入できます。一方のネットショップ側は、代金をもらわずに商品を発送することになるので、大金であればあるほど不安が大きくなります。

 

前払いの場合

クレジットカード払いや銀行振込はこのカテゴリに属します。前払いは、代金を払った後に商品を送ってもらうものです。そのため、購入者としてはお金を先に預けることになり、ネットショップが信用できないと不安が大きくなります。一方でネットショップ側の場合は、代金をもらってから商品を発送すれば良いので安心です。

 

最終的には信頼関係

両者の立場からの違いを述べましたが、最終的にはお互いの信頼関係により売買が成り立ちます。初めて見るネットショップは購入者からすると不安そのものなのは正しいことですし、そのネットショップ側も購入者の不安をできる限り少なくしようと代引きに対応したり詳細な説明ページを設けたりしています。中には怪しいネットショップはありますが大半は善良なサイトばかりですので、ぜひさまざまなネットショップをご覧いただき、信頼できるネットショップを見つけてください。

 

まとめ

代引きはネットショップが信用できな場合に有効な支払い方法です。手数料はかかってしまいますが、他にも様々なメリットがあります。ぜひここで述べた内容を参考にしていただき、ネットショップでのお買い物を楽しんでください!

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